第1章 生まれた時から人見知り男「オテモ」の非モテ道の始まり

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※この物語に出てくる人物の名前は全て仮名です。

オテモの年齢 〜15歳

僕・・・オテモ
当時のネットゲーム仲間・・・小島、佐藤

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198X年「オテモ」は誕生しました。

 

貧乏でもなく、裕福でないごく普通の家庭に生まれたオテモでしたが、

生まれつきオテモはものすごい人見知りがヒドく、

知らないがいるとすぐに親の後ろに隠れるような性格をしていました。

 

そのような性格だったので、

幼稚園・小学生の時は誰かに話しかけられるまで、

ずっと下を向いてたり、自分の机で伏せていたり、

休み時間は1人でアリの巣に水を流して遊んでいるような、

典型的に暗くて地味な少年でした(笑)

 

身長はダントツに小さくて背の順では、いつも一番前。

しかも、好き嫌いが多く細くてガリガリでした。

 

そんなはチビガリで暗くて地味なオテモの唯一の趣味はテレビゲーム。

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この大好きなテレビゲームの話をしている時だけはオテモは

とても明るく、積極的な少年になるゲームオタクでした。

 

そんなオテモの友達は案の定、僕と似たようなゲームオタクばかりで、

女友達とは皆無な学生生活を送っていました。

 

そして、それは中学校に入学しても相変わらず。

 

中学校で仲良くなったゲームオタク友達である

長州小力とそっくりな小島

オードリーの若林をもっとガリガリにさせた感じの佐藤

と一緒に学校から帰ってきたら、即ネットゲームを深夜までは恒例行事。

 

学校でも中心の話題がもちろんネットゲームであり、

 

オテモ「うはwww竜騎士の俺最強すぐるwwww」

小島「竜騎士とかダサすぎwwww時代は暗黒騎士だろwwww」

佐藤「両方とも中二(病)すぎだろwwwww男は黙って格闘家wwww」

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「デュフフフフwwwwww」っとキモオタ特有の笑い声の3人は

某ちゃんねるの板の住民のような感じで、充実したオタライフを過ごしていました。

 

オテモ「今日はどこのステージを攻略しに行こうか。それとも今日は経験値をあげる事に専念しようか」

 

オテモの頭の中は毎日、大好きなネットゲームのことばかり。

オタ友である、小島と佐藤と一緒にプレーするのを何よりの楽しみにしていて、

そんなゲーム三昧の最高の毎日がずっと続いていく。

オテモは大好きなゲームに囲まれた生活がとても大好きでした。

 

 

 

 

あの事件がおきるまでは・・・・・

 

 

 

 

・・・・充実したオタライフを満喫した生活が1年、2年と経過し、

オテモは中学3年生になりました。

 

そんな中、オテモは相変わらずネットゲームを中心とした生活を送っていました。

 

しかし、中学3年となると同時にオタ友だった小島と佐藤が

ネットゲームにログインしてこなくなったのです。

 

最初は「何か用事でもあるんだろうな」っと軽く考えていたオテモでしたが、

学校生活でもいつも朝から3人でゲームトークで盛り上がっていたのが、

恒例行事みたいなものだったのに

 

中3になると同時に小島と佐藤の2人はゲームの話をしなくなってきたのです。

しかも、微妙にオテモのことを避けて2人で話す事が多くなった。

 

オテモ『ヤツら・・・どうしたんだろう』

 

気になったオテモは直接、小島と佐藤に聞いてみました。

 

オテモ「おい、お前ら、何でネットゲームにログインしないんだよ。しかも最近2人でよく何話してんの?」

 

そうすると・・・

小島「あー・・・・・最近、色々と忙しいんだオテモ。すまんな。」

佐藤「俺もそんな感じ。わりぃーな!」

 

2人にお茶を濁すようなでオテモは言われました。

 

そしてその後、

その行動は明確になって行き小島と佐藤は全くネットゲームにログインしなくなり、

学校で明らかにオテモの事を避けるような行動が多くなったのです。

 

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そんな状況にオテモは

オテモ「何だよ!俺のことハブかよ!イジメかよ!」

っと強く思うになりました。

 

しかし、元々性格が暗くて、ものすごい人見知りがヒドかったオテモは

小島と佐藤の2人に

オテモ「何で俺のことを避けるんだよ!理由を言えよ!何か俺は悪い事した?」

こんなとても簡単なことが言えなかったのです。

 

・・・そんな状態が一ヶ月ぐらい続き、

 

今までハブられたことを気にしていないふりをして、

1人でネットゲームをしていたオテモでしたが、

そんな状態に耐えられなくなりました。

 

オテモ「ずっと、このままはイヤだ。本当のことを怖いけど聞かなきゃ・・・」

 

オテモは比較的に仲が良かった小島に勇気を持って

何で自分のことをハブくようになったのかを、ちゃんと聞いてみる事を決意しました。

 

そして、小島に聞く事を決心したその日。

 

その日は小島のことをストーカー並みにじっと見て、

話しかけるタイミングをずっと見計らいました。

 

オテモ「小島が1人になるチャンスの時があるはずだ。」

 

オテモは注意深く小島の事を見続けた結果、

放課後に小島が1人になっている瞬間を見つけました。

 

オテモ「今がチャンスだ!!」

 

オテモは素早く小島に近づいて、とりあえず小島にあいさつをしました。

 

オテモ「よ、よぅぅ、こ、こじま」

小島「お、オテモか、なんか久々!」

 

緊張していたオテモは、ハブいてる癖に軽快に「久々!」っと言っている
小島にイラつきを覚えながら、ついに勇気を振り絞りって聞きました。

 

オテモ「ぁあ、あのさ・・・、先月ぐらいからさ。何か絶対、俺のことをハブいてるよね?何で?」

小島「・・・・・・」

 

小島は黙り込みました。

 

オテモ「な、な、何かさ、俺が悪い事をしたら謝るからさ・・・そういうのやめてくれると良いんだけど・・・」

小島「・・・いや、オテモは何も悪くねーよ。むしろこっちこそゴメンな。色々と事情があってさ。。。」

ここまで来ても中々事情を喋らない小島にオテモはイラつきが抑えられなくなり、
少し強く口調で言いました。

 

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オテモ「いや!だからさ!その事情を教えて欲しいんだけど!」

小島「・・・・・・・・・・」

 

しばらく沈黙の時間が流れた後、小島は静かに口を開きました。

 

小島「・・・・落ち着いて聞けよ。オテモ。実は俺、ちょっと前に彼女ができさで、彼女からしょっちゅうメールと電話が来るから、ネットゲームやりたくても中々出来ないんだよ。ちなみに佐藤も彼女が最近出来て、俺と同じ感じみたいなんだ。それで2人で相談しあってたんだ。」

 

その瞬間、オテモは凍りつき&パニックに陥りました。

オテモの心の声『は?は?は?は?彼女とかコイツ何言ってるの?しかも佐藤も。そんなそぶり一切なかったじゃねーかよ。』

そんなパニックに陥っている小島はオテモに向かって言葉を続けました。

 

小島「オテモが女子と喋っているところとか全然見なくて、恋愛とか疎そうだしさ・・・・・それで、話についていけなくて可哀想だと思ったから、佐藤と2人で相談しあってたんだ。わりーな。。。」

 

 

・・・この言葉を聞いた瞬間からオテモは、家に帰るまでの記憶がなくなりました。

 

 

あまりにもショックすぎて。。。

 

 

正直、オテモは女の子に興味はあったけど、

オテモ「俺なんて彼女を作るなんてまだ何年も早い。それに小島と佐藤そんな感じだし。僕には仲間がいれば十分」

ずっとそう思ってきたのです。
だけど、その仲間だと思っていた2人には彼女が出来ていて、自分だけが彼女がいない。
しかも小島からは

「オテモが女子と喋っているところとか全然見なくて、恋愛とか疎そうだしさ・・・・・それで、話についていけなくて可哀想」

っと言われた。

 

オテモ「なんだよ!俺らは女に疎くてゲーム世界で楽しむ仲間だったじゃねーのかよ!俺だけほっといて・・・しかも、女に疎いから相談からハブくとかマジありえねぇ・・・・・・だけど、それは事実だ。チクショーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

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その日は自分の部屋のベットでやり場のない怒りと悲しさを抱え、
ひたすらオテモは泣いていました。

 

そして、この時はオテモまだ気づくはずもありませんでした。

 

これこそが序章であり、この先に自分がどれだけ恋愛で苦労するかを・・・・・

 

 

⇒第2章『高校デビューで大火傷!!オテモの悲しい末路・・・』につづく

 

 

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管理人・オテモ



こんにちは、オテモです。
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このサイトは、元・対人恐怖症の彼女いない歴=年齢男の僕が、頑張っても彼女が作れない人のための応援サイトです。

僕は15歳〜23歳の8年間という非常に長い年月をかけ、やっとの思いで彼女を作る事に成功し、今では彼女で出来ない劣等感を抱える事なく幸せに過ごしております^^

その歩みを物語にしてみましたので宜しければご覧ください。僕がどのような人でどのように彼女を作ったかが丸わかりです(笑)

〜オテモの大逆転恋愛物語〜
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