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オテモの年齢 18〜23歳
オテモ・・・僕
コチラの話しの続きになっていますので、
ご覧になっていない方は、コチラからご覧ください
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初デートのショックを抱えたまま、
4年制の医学系の大学兼専門学校に入学したオテモ。
高校デビューを失敗したこと&初デートのショックを引きずったまま、
専門学生になったことから、オテモはすっかり地味で無口で、
黙り込んでいる生徒になってしまいました。
そのことから学校のクラスの女子おろか男子にも
「オテモくんは、あまりしゃべらないし暗い人」
とすっかり認識されてしまいました。
・・・そんな心境の中、月日が経過して行き、
約半年後には、初デートのショックも段々と薄れていったのですが、
『あまりしゃべらないし暗い人』
っと言うレッテルを張られてしまったオテモは、
本来はそのような性格でなかったにもかかわらず、
本当にしゃべれなくて暗い性格になってしまったのです。
オテモ「こんなの本来の俺じゃない!」
そう思って普段の自分を学校で出そうと思っても
自分に対する自信をなくしてしまったオテモは
本来の自分を出そうとしても
オテモ「急に性格が変わったらおかしいと思われるよな・・・」
っと、恐怖を感じてしまい本来の自分が出せなくなっていたのです。
また、そんなことを考えるようになり、
オテモはだんだん人と接するのが辛くなってきてしまいました。
・・・・・今、思えば大学兼専門学校に入った時に
正直に自分の心境をはっきりと相手に伝えれば理解されたかもしれないのに
それが当時は言えなかったオテモは、ドンドン事態を悪化させてしまっていたのです。
オテモ「ヤバい・・・・このままじゃいかん!」
そんな状況を改善しようとオテモはホームセンターのバイトを辞め、
環境をリフレッシュしようと思い、新しく飲食店のバイトを始めました。
しかし・・・この飲食店のバイトがさらなる悲劇を呼びました。
オテモ「あれ?俺ってどうやって、人と接してたっけ?どんな風に話せばいいんだっけ?」
この時は本当に焦りました。
何を喋っていいのかわからないんですもの。
そう、オテモは学校で無口な暗いキャラになってしまったせいで
初対面の人とのコミュニケーションの取り方をどのようにしたら良いか、
わからなくなってしまったのです。
なので、頑張って人に話しかけても、
スゴくぎこちない感じになって会話が途切れる、途切れる。
このような状況が続いたのでオテモはだんだん変わった人に
バイトの中で見られるようになってしまい、
新しいバイトの出会いに期待して入ったオテモは
理想とは全く違う状態になり、非常ショックを受けました。
さらには変な人に見られてしまったことから
オテモ「変な人に見られないように普通にしなきゃ、普通にしなきゃ」
っと言うプレッシャーから、人と会うのに異常に緊張するようになり
いつしか人と会うのに手が震えるようになってしまったのです。
オテモ「ヤ、ヤ、ヤバい、どうにかしなきゃ、どうにかしなきゃ、どうにかしなきゃ・・・」
某アニメの主人公のように連呼するオテモ。
しかし、そのように焦れば焦るほど手の震えはヒドくなる。
本当にどうにもならない状態にでした。
そしてその後、震えがヒドくて料理がまともに運べくなってしまい、
まともに仕事するできなくなってしまったオテモは、
飲食店のバイトをわずか数週間で辞める事になってしまいました。
オテモ「新しい出会いどころか、俺はまともに人と喋れなくなってしまった・・・・・」
この時のオテモは女の子と付き合うどころか、
緊張と不安からまともに人と話す事すらできない状況にまで
なってしまったのです。
いわゆる「対人恐怖症」の症状です。
この事実と度重なるショックの連続で自信を失っていたオテモは
オテモ「もう俺なんて生きていてもしょうがないのかな・・・死んだ方が楽なのかも・・・」
このように自殺願望を抱いたりもしました。
・・・・そんなお先真っ暗で未来に希望を失くしたオテモは
対人恐怖症になったせいで新しい人付き合いを極力避け続けました。
その結果、学生生活の4年間の平日は、
ほぼ自宅と学校の往復だけの日々を過ごし、
休日は顔なじみで会っても緊張しない高校の頃のオタ友達と、
ゲーセンやカラオケに行く等と、ほぼ女の子とは縁の遠いの生活を送りました。
こんな生活だったので、学校の文化祭などのほぼ強制参加の打ち上げで
恋愛の話が出ると本当に辛かった事を覚えております。
周りの皆は、
彼女がどうこう、彼氏がどうこう言っている中で
女の子と付き合った事ないオテモにとってあまりにも苦痛な時間でした。
そして、いざ自分に「彼女とかどうなの?」っという質問を
振られた時は、オテモは見栄を張って
オテモ「『今』は彼女はいないよ。しかもその彼女とはすぐ別れちゃったからあんまし思い出もない」
と、彼女いない歴=年齢な事をごまかして答えてました。
しかし、質問を答える時にキョドっていたので、
『コイツ彼女いた事ねーだろ・・・』
っと周りに絶対思われていたと思います(苦笑)
こうして、大学兼専門学校の4年生で医療系国家資格を無事に取り、
学生生活を『彼女いない歴=年齢』で終えたオテモは
オテモの親父が家族経営で接骨院をしていることから、
オテモはそのまま家族経営している接骨院で働きは始めました。
オテモの親父の接骨院の従業員は
親父と2つ上の兄とオテモの3人。
そんな環境に人が苦手なオテモは、煩わしい人間関係がない
職場で最初は本当に幸せだと思いました。
・・・・・しかし、
働き始めて3ヶ月後オテモはこのように思うようになりました。
オテモ「このままずぅ〜〜っと時が経って行ったらどうなるんだろう。」
家業に勤め、それなりに給与も貰って人間関係も家族なので良好であり、
仕事もそんなにキツくない。休みだってちゃんとある。何も不自由ないオテモ。
だけど・・・・
オテモ「俺は彼女いない歴=年齢のまま死んで行くのかな・・・・・」
女友達が0であるオテモは女の子と全く接点がなくなった生活に
とても寂しさと覚え落胆しました。
・・・・・今思えば初デートが引き金で対人恐怖症になってしまい、
そこから女の子と無縁の生活になってしまった。
幸いにも対人恐怖症の症状は一年ぐらいで良くなのですが、
そこから彼女を作るための行動を一切しなくなってしまった自分に
オテモは段々と後悔するようになりました。
オテモ「あぁ・・・学生の時にもっと頑張っていればぁ・・・・・・クソォーーーーーーーー!」
気づけばオテモは学生の時の事をばかり考えるようになっていました。
もっと中学校の頃に活発的に動いてれば・・・
高校生の頃に悪口を言われたぐらいで凹んでいなければ・・・
初デートで正直になれていれば・・・・
全て過ぎ去ったことなのに、
オテモは今までの自分の行動にとても後悔しました。
そんな某携帯会社の学割にも嫉妬する並に
「学生」っという言葉に捕らわれいたオテモに、
ある日オテモが卒業した大学兼専門学校の数少ない男友達からメールが届きました。
友達「オテモ、もう一度学校に行くことにしたわ」
いきなりこんなメールを送られてきたので、
オテモ『働くのが辛すぎてとうとう頭まで残念な状態になってしまったのか・・・残念ン!!!』
っと素で思いました(笑)
しかし、現実はそんなアホな話ではなく僕の友人は
より治療の腕を磨くために、新たに医療系の学校に通うとメールに書いてあったのです。
それを目にした瞬間、
オテモは思わず声を大きくあげてしまいました。
オテモ「これだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!俺もまた学校に行けば良いんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オテモはその瞬間からは男友達のメールに返信するのを忘れて
その瞬間からネットで医療系の学校を片っ端から調べまくりました。
また、それと同時にオテモは今までの教訓から今度こそ絶対に学生時代で後悔しないように
心理学や恋愛術のことを新たな学校が始まるまでに猛勉強しました。
時は経ち、翌年の4月・・・・。
なんとオテモは数百万という大金を払い(若干親にも借り)
23歳で再び、医学系の専門学校の学生になったのです。
オテモ「この学生生活で・・・俺は彼女いない歴=年齢に終止符を絶対打つ!もう絶対に学生生活で後悔なんてしてたまるか!」
入学の本来の目的を誤った『彼女いない歴=年齢』の青年は
今までの学生生活の後悔からまるで別人のように燃えたぎってました。
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